メディア掲載 【メトロポリターナ】オフGIRL その5:自分を大切に過ごす日々が“オフ活”に!

「ここち、らくちん。」で若見え女子に

過労と睡眠不足を繰り返し、ストレスフルな日々を送り、ついにはスキンケア会社の社長でありながら、老けて見られることも…。しかし、それを機に“ストレスと肌”についての研究を進めたところ、「肌と心はつながっている」ことに気づけた。前回は、そんな経緯についてお話しました。

さらに最近わかってきたことの1つに、「ストレスを強く感じていると呼吸が浅くなってしまう」という事実があります。イライラ・モヤモヤで息苦しくなるのは、緊張や興奮でスイッチが入る交感神経が反応して、心拍数が上昇し、血流が悪くなるからなのだそう。その影響が肺や脳、代謝はもちろん免疫にも表れ、その不調は肌にも表れます。だからこそ、ストレスをオフする活動が重要で、“オフ活”を推進するのもお肌のためなのです。“オフ活”のポイントは、「外側に向いた意識を、内側に戻す」こと。つまり、マイペースを心がけて、自分の歩幅で毎日歩くことです。とはいえ、今すぐ自分の生活を変えることも難しいのでは?

そこで提案したい“オフ活”のひとつのかたちが、スキンケアやボディケア、歯磨き、入浴など、習慣化している毎日の「セルフケア」を自分に愛情をもって丁寧に行うこと。例えばスキンケアであれば、ゆったり呼吸しながらたっぷりと保湿してあげる。普段シャワーだけで済ませている入浴を、いい香りの入浴剤をチョイスしてゆっくりお風呂につかってみる、といったことです。そしえなにより大切なのが睡眠。意識的にいつもより1時間多めに眠れたら、それこそ立派なオフ活です!セルフケアを通して、忙しい毎日の名kで置き去りにしがちな自分に寄り添い、いたわってあげる。つまり、これまでやってきたセルフケアに“オフ活”とニックネームをつけて、その時間を「自分を大切にするひととき」だと認識する、それだけのことなのです。

私の場合、この方法で1年間“オフ活”に励んだ結果、十分な休息をとれてえ、目に見えて肌にもいい影響が表れました。すると、ちらほらと「若いですね~」「スキンケア会社の方だけあって肌がキレイですね」なんてうれしすぎるお言葉も。たとえお世辞でも、前より肌がキレイになったと自覚できたら、ごきげん!

そんなふうにして心の持ち方も楽になりました。みなさんもぜひ“オフ活”で「ここち、らくちん。」な毎日を過ごしてみませんか?そこから生まれる笑顔こそ、「キレイ」のエッセンスになるはずですから。

この連載も、今回で最終回です。またどこかでお会いできることを楽しみにしています。ありがとうございました!

原稿:代表取締役 恒吉明美