メディア掲載 【メトロポリターナ】オフGIRLその2:私たちの“オフ活”と幸せホルモン!

「“セロトニン”を知っていますか?」

仕事で結果を出すことで「どうしても好きになれない自分」を認めてあげようと猛進。結果、心身のバランスを崩し、患ったことを機にはじめた“オフ活”に欠かせない“セロトニン”についてです。

セロトニンは、別名“幸福ホルモン”と呼ばれ、心のストレス解消に影響する脳内物質。最近はメディアで取り上げられることもあり、みなさんも耳にしたことがあるかもしれません。私とセロトニンとの出会いは、世間が注目するより少しだけ前、自分の在り方に悩み、自責のスパイラルから脱出する方法を模索していた頃でした。セロトニンが脳に放出されるとストレスが軽減され、心をゆったりとした状態に置くことができる…って、何それ、最高!これを学んだら人生が変われるかも!しかし、学ぶほどに疑念がムクムク…。なぜなら本に書かれていたセロトニンの出し方は「日光浴」や「ガムかみ」など。え?そんな簡単に出るの?当時の私は、朝が来ると絶望感に苛まれる原因不明の鬱状態。それが、日を浴びたぐらいで心安らぐなんて信じがたい…。しかし!あることをきっかけに、症状が劇的に改善したのです。そのきっかけは「引っ越し」。単に気分転換できたから?いえいえ、タネを明かすと、そもそも鬱の原因が「日光遮断」だったのです。

じつは私は、超がつくほどの敏感肌。日光アレルギーもあり、ほとんど日を浴びずにl生活をしてきました。そんな状態からほおよく朝日の入る、窓の多い部屋へ移り、窓はすべてUVカットガラスに。そうして毎朝、自然の光を感じて生活をするうちに、だんだんと心身のバランスが整っていくのを体感しました。そう、まさに例のセロトニンの話しに合致するのです。恐るべしセロトニン!身をもってその効果を実感した私は、セロトニン研究の第一人者である有田教授に会社内での講演を依頼。“オフ活”の重要性を、あらためて考えることになったのです。もちろんストレスオフするには原因を解決するのが一番です。しかし、根本的な解決が難しいとき、人間だけ許された唯一の方法があります。それは「見方を変えること」。

視点をほんの少しずらしてあげるだけで、ストレスは和らぐのです。なーんだ、そんなこと?でもこれがなかなか難しい。そして、それが自在にできるようになると、心はもっと自由になれるのです。なんだか信じられないけど、ちょっと興味があるかも!と思ったあなた。次回のオフ活GIRL「オフ活・実践編」をお楽しみに!

原稿:代表取締役 恒吉明美