メディア掲載 【メトロポリターナ】オフGIRLその4:肌と心の関係が身にしみた瞬間!本気で“オフ活”!

ストレスで“老け見え女子”に!?

ストレスフルなシーンを“オン”、そんな状態から脱出してリラックスすることを“オフ活”とみんなで呼び合い、ストレスをひとりで抱え込まない方法について前回お話ししまいた。今回は、私が「ストレスで老け見え女子」なってしまった、こわい体験談からはじめます。

事の発端は忘れもしない3年前、ある交流会での美容ライターさんの一言。彼女は名刺交換をするやいなや「さすがスキンケア会社の社長さん、お若いわ~」と、ちやほや。「プロの目から、おいくつに見えます?」とその場にいた男性からの問いに、じーっと私の肌を見つめて。「ズバリ!」と言ってから告げた年齢は、なんと干支一周分も上!私は笑いながら心で大号泣。でも、確かにその頃は老けて見られても仕方ないほど、万年寝不足&不規則な食生活を送っていました。

「忙しい方もこれ1本で若見えに!」と自社商品を広告しながら、自分自身は朝晩10秒もかからないスキンケアも怠るほど疲れ果てて、メイクしたまま寝ることもしばしばある毎日…。肌はボロボロ、体重は1年で7キロ増。これじゃいかん!と慌てて保湿するも、効果が実感できない。まるで砂漠に水を撒くかのような感覚…。異常な渇きは「目にも表れ、身体のあちこちに異変を感じ、病院に駆け込んだところ、なと『自律神経失調症』とお診断されたのでした。そのショックもさることながら「肌と心ってつながっている?」と考えたことがきっかけとなって、研究室と共同で“ストレスと肌”について調査することになりました。その活動の中で、緊張や不安によって増えるストレスホルモンが多い人ほど、肌荒れが起こるという傾向が見えてきました。「老け見え」はストレスが原因だとすれば、スキンケアブランドだからこそ、ストレスオフの大切さを伝えていかなくちゃと一念発起!

とはいえ、今の私の肌では説得力がなさすぎるので、自分から変わることを決心。薬や注射による自律神経の治療を断ち、忙しくても最低5時間は睡眠を確保し、食事はタンパク質を中心にバランスよく、そして自責しないことを心がけました。加えて、なりより徹底保湿!いろんな習慣改善にチャレンジしては、挫折しかけると「まーいっか!明日頑張ろう!」と、あくまで笑顔で先送り。ただ目をそらすのではなく、一週間単位で浮き沈みしながらも、ゆるく、長く続けたのでした。これぞまさに“オフ活”。三日坊主の私が、気づけば1年続き、肝心の肌は?次回は、『ストレスオフでキレイになる!』です。どうぞお楽しみに!

原稿:代表取締役 恒吉明美